Tokyo Art Research Lab (アーツカウンシル東京) が主催している Tokyo Project Study という連続勉強会でナビゲーターを務めました。
勉強会のテーマは「(アートプロジェクトの) Web サイトは必要か?」。ウェブデザイナーである自らの首を絞めるような課題に対して、10人のメンバーとともに考えるする小さな勉強会です。
- ウェブサイトは作ってからも費用と手間がかかる
- 流動的なアートプロジェクトをどうアーカイヴするか?
- 作ったところでユーザにきちんと届けるには
- 個性的なウェブサイトはどう作る?
- かっこいいサイトは使いづらいだけでは?
- アクセシビリティについてどこまでやるべき?
- 短期的なコンバージョンではなく、長期的な価値をどう計測する?
といった、ウェブづくりをする上で必ず引っかかる「もやもや」に対して真摯に向き合い、ディスカッションを重ね、折り合いの付け方を整理していきました。気軽に作りがちなウェブサイトですが、こういった議論を欠いた状態で制作してしまうと、何のために作ったのかがわからなくなりがちです。
この勉強会での成果を「ウェブもやもや事典」にまとめました。今後もさらに整理と推敲を重ね発信していく予定です。
- ナビゲーター
萩原俊矢
メンバー
- ウェブエンジニア
赤堀竜海
- コレオグラファー、コーディネーター
秋山きらら
- ダンサー、プロダクション・マネージャー
小山晶嗣
- デザイナー、学生
邵琪
- アートNPO広報担当
田村悠貴
- デザイナー
千原凌也
- コミュニケーションデザイナー
細川紗良
- 編集者
水野雄太
- キュレーター、メディアアート・アーカイブ研究者
明貫紘子
- ウェブディレクター、編集者、ライター
八木あゆみ
運営(記録、リサーチ)
- 編集者
西山萌
スタディマネージャー
- アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー/「思考と技術と対話の学校」校長
坂本有理
- アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー
櫻井駿介