City Text/ure Exhibition

December 2, 2017

2017年9月8日から22日まで、シンガポールの Tamasek Ploytechnic’s で行われた Typojanchi City Text/ure Exhibition に参加しました。 2015 年に韓国、ソウルで展示した作品の巡回になります。会期中はワークショップは、 National Design Center でのトーク 「Mobile Talk」 なども行われプレゼンテーションを行いました。

Typojanchi is an international art biennial devoted to typography. City Text/ure — originally part of Typojanchi 2015 — looks at typography in six major cities in Asia through the eyes of designers. In doing so, it gathers cultural and social insights that will inspire deeper thought and discussion about design in the context of our urban environment.

6 台の PC を同期させるプログラムを組み、各都市のテクスチャがつながりをもって表示されるよう実装しています。今回は韓国のときとは仕様を変更し、同期の仕組みには OSC や、 リアルタイム通信のためのサーバなどは用いず、各コンピュータにもともと備わっている「時計」を利用しました。

各コンピュータにそれぞれシーケンシャルな予定表をつくり、それを再生できるプログラムを作成しインストール。各プログラムは時間に応じて自動的にスライドショーが進むように構築されています。それぞれスタンドアローンな状態にも関わらず、「時計」によってシンクロすることで、「直接的につながっていないのに時代をともにしている」という本展覧会のもつコンセプトを際立たせる構造をもたせています。 wifi の距離の制約をうけないので、どれだけ離れても完璧に同期することができるというメリットもみつかりました。この時計主導で同期させる手法は今後もチャレンジしていきたいと思っています。

Ho Chi Minh City
Giang Nguyen
Taipei
Hung Chang-Lien
Hong Kong
Javin Mo
Beijing
Liu Jingsha + Li Shaobo
Osaka
Makoto Morimura
Bangkok
Prabda Yoon
Singapore
Sean Kelvin Khoo
Seoul
Shin Donghyeok, Shin Haeok = ShinShin
Curator
Tetsuya Goto
Designer/Programmer:
Shunya Hagiwara
Special Thanks
Sean Kelvin Khoo, Tamasek Polytechnic. Kyungsun Kymn, Jaemin Lee, Javin Mo, Saki Ho, Hyunho Choi, and more!

http://www.tp.edu.sg/events/typojanchi-city-text-ure-exhibition