プロダクトデザイナーの小宮山洋さん、フォトグラファーの Gottingham さんが手がける、蔦屋書店のためのおみやげブランドのウェブサイトを担当しました。
https://store.tsite.jp/local-products/
蔦屋書店のテーマでもある「知のストレージ」という言葉、作家たちの発見のプロセスを大切にして、文章が伸縮する形式の新しい読み物サイトを目指しています。
2 名の作家が全国各地の蔦屋書店のある地域を訪れ、その土地のこと、地元企業のこと、人のこと、文化のことなどをリサーチする「アーティスティックリサーチ」という手法。そこから導かれたアイデアをもとに地元企業と一緒になって作りあげた「本にまつわるおみやげ」の数々を紹介しています。おみやげそのものと同じくらい発見のプロセスを大切にしている彼らの姿勢は、蔦屋書店の目指す「知のストレージ」という言葉に通ずるものがああります。
このサイトで展開する、伸縮できるテキスト形式は、ユーザが任意に読む方向を決めることができます。まえからうしろへ一方的に進む読書体験とは異なり 3 つある地域のどこから読みすすめていっても構いませんし、すべてを網羅的に理解する必要もありません。旅をしてそこでいくつものことを発見をして、おみやげづくりやリサーチ活動をすすめた 2 人の作家の知のプロセスを追体験してもらえるようなものになればと思っています。
実装にあたっては YAML 形式でこの伸縮テキストを表現できるよう、新しいフォーマットを設計しました。通常の前から後ろへとかいていく文章と違い、なれるまでは文章を書くのにもかなり苦労しますが、こういった読み物の形式のもつ可能性は今後も探っていきたいと思っています。